道営POG 20-21 に参加して

 初めて道営POGに参加させていただきました。

 

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中央競馬と違い指名馬を選ぶのに一番頼りにするのが能力検査(規定されたタイムより速く走破すれば合格。新馬戦に出走することができるようになる)他の地方競馬でも能力検査は行われるのだが。盛り上がりはホッカイドウ競馬が一番なのではないだろうか。3月中旬から毎週行われ、1日で最大20R近く組まれることもある。この能力検査を見て、候補リストに加えるか否かを選択するのが非常に面白い。能力検査を一度見て、候補リストを飛び越えて指名を決めた馬もいれば、期限ギリギリまで悩みながら指名を決めた馬もいた。

 

・20-21 指名馬一覧

ランブラスト 牡 

父モーリス×母フェイドレスシーン

二風谷ファーム

指名人数が一番人気のサイダイゲンカイに次いで指名が多かったのがこの馬。能力検査に加えて、産駒初年度であるモーリスの前評判が高かったことが伺える。暮れの大井で転厩初戦を飾るも、今年は未だに出走がないままシーズン終了。モーリス産駒は難しい。

 

ゴデレッチョ 牡 

フィガロ×母ミスリンディ  

サンシャイン牧場  

フィガロ産駒の偉大な先輩プレティオラスのように南関東クラシックでの活躍を期待して指名。しかし、母が短距離馬であることを把握しておらず、蓋を開けてみると1200mでもスピードの持続が難しい超短距離馬。昨日の川崎900m戦でフレッシュチャレンジ(新馬戦)以来の勝利。良い締めくくりをありがとう。

 

トランセンデンス 牡  

トランセンド×母タントタント

藤本ファーム 

一番の稼ぎ頭、南関東クラシック第一弾羽田盃制覇を含む重賞2勝。目標にしていた重賞制覇を叶えてくれました。恩を受け、21-22では弟ベルタントも指名。   

 

ティールグレート 牡 

アジアエクスプレス×母キタサンスズラン

カタオカステーブル 

栄冠賞2着と好走して今後への期待が大きく膨らむも、距離を延ばしてからは苦戦。今月8日に久々の1200mに出走して復帰戦を勝利。このままスプリント路線を歩んでいきそうです。

 

タクシードライバー 牡 

グラスワンダー×母ラストパートナー

ハクツ牧場  

能力検査の好内容から一転、パドックで馬っ気を出したり、やる気出したり出さなかったりでレース内容にムラがあり、能力検査と実践のギャップを強く感じた一頭。

 

トンデコパ 牝     

サウスヴィグラス×母イマスグキスミー

西村牧場      

馬名がいかにも走りそうで選んだ。スタートが抜群に速く1000mで滅法強かったもの、1200m以上では未勝利。近走は大崩れすることはなく安定している。

 

オルディノ 牝     

キンシャサノキセキ×母レジェンドトレイル

ノーザンファーム 

フレッシュチャレンジでの大逆転からして、走力は相当なものを秘めていたものの、ゲート難を克服できず。東京2歳優駿牝馬前にケガをしてそのままシーズン終了。

 

モリデンタワー 牝   

ロジユニヴァース×母モリデンヴィーナス

森田芳男      

唯一の単独指名馬。 善戦はするもののなかなか勝ちきれず未勝利でシーズン終了。単独指名で当たりを引くのがいかに難しいかを知った。

 

サブルドール 牝    

カジノドライヴ×母ビスクドール

坂東牧場     

東京2歳優駿牝馬2着。キャロットクラブ万歳。

 

ルイジアンナ 牝    

父ダブルスター×母ナナツボシ

グランド牧場    

900m戦を勝利し1500m戦で連対するなど、戦績にムラはあったものの幅広く距離をこなした。

 

そして 

終結

11位/43人中

全頭勝ち上がりが達成できなかったのが心残りも重賞制覇は達成。順位は半分より上と参加初年度にしては上出来な結果になりました。現在行われている21-22ではトップ10入りと全頭勝ち上がりを目指したいと思います。

 

運営のdskさんへ

ホッカイドウ競馬に以前よりも注目して見るようになり、競馬の楽しみ方が広がりました。このような機会をありがとうございます。